今日はまた散歩しながらの特別授業をしまーす!
うん、いいねぇ!
ひとから聞いた話を伝えるときに、必ず意識をしなければいけないことがあるんだ。 何かわかるかな?
えーと、伝言だよね。 正確に伝える事かなぁ・・・?
その通り!
物事を正確に伝えることはとても大事だけど、時として正確に伝わらない事がある。 どういう時かわかるかな? あ、よく聞いてなかった時、というのは無しね!
物事を正確に伝えることはとても大事だけど、時として正確に伝わらない事がある。 どういう時かわかるかな? あ、よく聞いてなかった時、というのは無しね!
えーっ、今言おうとしてたのに・・・
うーん、何だろう・・・?
うーん、何だろう・・・?
人はみな、それそれ自分なりの考えを持っているよね。また、それぞれ、 「居心地の良い考え、思い」というのも持っているんだ。 自分なりの偏った見方の事だ。 これを何というか判るかな?
偏った見方でしょ・・・。 うーん判らないなぁ。
書けば判る。 偏見だ。
英語ではバイアスという。
英語ではバイアスという。
ああ、偏見かぁ。
偏見っていうと悪いイメージだけど、自分なりの考えを持っているという意味では、そんなに悪い事ではない。 でもその考えに縛られていると良くない事が起こる。
人の話を聞いた時に、この偏見が邪魔をして、正しく物事が伝わらないことがある。 バイアスがかかる なんて言うね。
人の話を聞いた時に、この偏見が邪魔をして、正しく物事が伝わらないことがある。 バイアスがかかる なんて言うね。
例えばどんなとき?
昨日EVEが
「担任の先生、麻婆豆腐が好物なんだって」って言ってたよね。
その時先生がなんと言ったか、言ったとおりに教えてくれるかな?
「担任の先生、麻婆豆腐が好物なんだって」って言ってたよね。
その時先生がなんと言ったか、言ったとおりに教えてくれるかな?
えーと、「明日のランチボックスは麻婆豆腐かぁ、 先生も食べたいなぁ」 って言ってた。 あ、 好物なんて言ってなかった!
この例だと、偏見というよりは、話しやすいように勝手に解釈して話をしたことになるね。
人づてに話をすると、このようなことは往々にして起こる。なので、物事を伝えるときには
【事実】 と 【意見】
を意識して、きっちり分けて話すことが重要になる。
では、事実と意見を意識して、先生のお話もう一度聞かせてくれるかな?
人づてに話をすると、このようなことは往々にして起こる。なので、物事を伝えるときには
【事実】 と 【意見】
を意識して、きっちり分けて話すことが重要になる。
では、事実と意見を意識して、先生のお話もう一度聞かせてくれるかな?
うーん、ちょっと待ってね。
こんな感じかなぁ?
「先生が、明日のランチボックスのメニューの麻婆豆腐食べたいって言ってたんだ。 だから先生、麻婆豆腐が好物なんじゃないかなぁ?」
でどう?
こんな感じかなぁ?
「先生が、明日のランチボックスのメニューの麻婆豆腐食べたいって言ってたんだ。 だから先生、麻婆豆腐が好物なんじゃないかなぁ?」
でどう?
おー!すばらしい!
きちんと事実と意見を分けて言えたね。
これから学校でいわれたことを親に話さなければいかないことがたくさんある。 その時、必ずこの
【事実】と【意見】
はあいまいにせずに分けて話してね!
きちんと事実と意見を分けて言えたね。
これから学校でいわれたことを親に話さなければいかないことがたくさんある。 その時、必ずこの
【事実】と【意見】
はあいまいにせずに分けて話してね!
うん、解った。
もう一つ!
インターネット上の情報は要注意だ。書いている人のバイアスが掛かっていることがあるからだ。 新聞記事も。
だから情報を仕入れるときにも、
これは事実?
これは意見?
は少なくとも意識して読んでいこう。 また同じ内容に関する複数の記事を読むようにしよう。 そうすれば、共通部分は事実である可能性が高い事がわかってくる。
有能なビジネスマンは、新聞も複数社分目を通しているんだ。
インターネット上の情報は要注意だ。書いている人のバイアスが掛かっていることがあるからだ。 新聞記事も。
だから情報を仕入れるときにも、
これは事実?
これは意見?
は少なくとも意識して読んでいこう。 また同じ内容に関する複数の記事を読むようにしよう。 そうすれば、共通部分は事実である可能性が高い事がわかってくる。
有能なビジネスマンは、新聞も複数社分目を通しているんだ。
うん、わかった。
お父さんは新聞複数社読んでるの?
お父さんは新聞複数社読んでるの?
・・・。
有能なビジネスマンがやってるんだよ(^^♪
有能なビジネスマンがやってるんだよ(^^♪
特別授業 【正しく伝える】 終了